1. 丁寧でわかりやすい説明を心がけます。
    専門用語を使わずわかりやすい言葉で、納得がいくまで丁寧な説明を行います。
  2. 質のよい小児医療を提供します。
    「量より質」。モノ言わぬ子どもたちのために、知識をつくします。
  3. 健やかな子どもを育てるご両親のサポートをいたします。
    病気を治すだけでなく、育児をする上での不安を少しでも解消するお手伝いをすることも小児科医の役割だと考えています。
  4. 医療は科学的であるべきです。
    「エセ科学(ニセ科学)」には反対します。
  5. ワクチンで予防できる病気(VPD)から子どもたちを守りましょう。
    子どもたちが罹る必要のない病気に罹るのは、見過ごせません。
  6. 特に「抗菌剤(抗生剤)、抗ヒスタミン剤(鼻水のくすり)の適正使用」を心がけます。
    風邪(ウイルス感染症)に抗生剤は効きません
    「ウイルス感染症」「細菌感染症」を的確に診断し、その精度を上げることを意識して診療します。抗生剤の不適切な使用は耐性菌(くすりが効かない菌)を増やすことにもなります。抗生剤の選択、適正な量・回数の投与に配慮して使用します。
    抗ヒスタミン剤は「鼻水止め」「かゆみ止め」として使われる薬です。アレルギー性鼻炎の鼻水に効果があり、痒みは抑えられますが、痰切れが悪くなり、痰出ししにくくなります。子どもたちのためになるのか、本当に処方が必要か、考え、診療します。
  7. 検査は、あくまで病気診断の補助です。子どもに負担をかけることも多いものです。
    やみくもに検査するのではなく、一人ひとりの診察・診断に必要なものを、的確に判断・選択するのも医師の技量だと考えます。

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